カラーベストコロニアルとは商品名で、化粧スレートというものに分類されます。化粧スレートは軽量で低コストのため爆発的に施工件数が伸びました。しかし、色落ち、縮み、ひび割れ、コケが生えるなど15年から20年程で何らかのメンテナンスを必要とします。
●メンテナンス信号
1.雨漏り
2.変色
3.棟金物の欠落
4.縮み・ひび割れ
●メンテナンス信号を発見したら
1.雨漏り
言うまでもなく早急に修理しないと大変な事になってしまいます。
2.変色
赤茶色に変色しているのはコケが生えてそのコケが枯れて茶色になっているのです。コケが生えるという事は、水分が切れていないという事で、雨が浸み込んでいる可能性があります。すぐには雨漏りには?がりませんが要注意です。
3.棟金物の欠落
棟金物がめくれているものは落下の危険がありますので早急に対処が必要です。棟金物が飛んでなくなってしまっているもの、ひび割れしているもの、欠け落ちているものは雨漏りする前に修理を必要とします。
4.縮み・ひび割れ
今現在雨漏りしていなくても、やがて雨漏りに?がります。早めの対処をお勧めします。
化粧スレートは20年以上で取替えを必要とします。取替えには、同じ化粧スレートにするか、剥さないでカバールーフ工法という金属瓦を被せる方法かですが出来るならば後者をお勧めします。
● 同質材での取替え
以前の化粧スレートにはアスベストが含まれていました。(一部商品を除きます)このアスベストはセメントの中に練りこまれているため、屋根の上に葺いてある状態では飛散しないので、特にそのままでも問題はないそうです。
同じ化粧スレートを葺く場合でも、現在の品物はアスベストが入っていないものとなっています。
●カバールーフ工法
カバールーフ工法では既存の化粧スレートを剥さないため、工期が短縮できます。重量も軽いので建物に負担にならず、また化粧スレートの上に被せて葺くので、金属瓦単独より遮音性、断熱性も良くなります。
金属瓦は見た目では化粧スレートと変わらないように見えます。これは金属板に厚みをもたせて折ってあるためで、安っぽいペラペラな品物ではありません。また、裏に耐熱特殊シートを張って断熱・防音性能にも配慮してあるものもあります。
●長持ちのために
最近の化粧スレートの屋根には、棟の所に換気用の換気棟というのが取り付けられています。これは、冬の外気の寒さと天井裏の空気の温度差により、化粧スレートと野地板が1枚のガラスのようになって、野地板の内側に結露の水滴がついてしまうのです。結露が続くと野地板が腐ったり、ベニヤの場合はのりが取れてバラバラになってしまいます。
これらを防ぐため、換気棟で天井裏の空気を外に逃がして外気との換気をするのです。
換気棟は、後からでも取り付けられるのでご相談ください。